4週にわたり開催する「秋の和やか茶道入門-裏千家-」が9月13日からスタートしました。お稽古に入る前に、まずは襖の開け閉め、お辞儀などの作法を教えていただき実践。茶道で使う扇子の意味や、お茶をいただいたあと茶碗を見るときに気をつける点などもお聞きすることができました。
茶巾のたたみ方、茶筅の持ち方、お茶の点て方、茶碗の拭き方・・・と、お点前に必要な一連の所作をひとつひとつ分けて練習していきます。このように一部分ずつ練習することを『割り稽古』というそうです。
参加された皆さまは、積極的に質問をしながら熱心に取り組んでいらっしゃいました。
茶筅を震わす音が静かに響き、茶碗の中のお茶がふっくらとした泡で覆われました。今回のお菓子は「着せ綿」。薄紅色の菊に白い綿が載った姿の、きれいな9月のお菓子です。
残り3回の講座で割り稽古を続け、最終的にはお点前を披露する予定です。